2013年11月26日火曜日

おもてなし

こんばんは、実行委員長の伊藤です。

最近毎日のようにこのブログに登場しておりました、「全国・市民トロンボーンアンサンブル・フォーラム」がありました。私も実行委員会事務局スタッフとして参加をしておりました。

このフォーラムの実行委員会が始動してから今までの数ヶ月間を通して、私自身のスキルアップになったこと、このミュージカルの活動にも活かしていきたい発見がたくさんありました。



「おもてなし」を感じることができた、というのも私の今回のとても大きな収穫です。

おもてなしと書いたことで思い出しましたが、東京オリンピック招致のスピーチで出て来た言葉も「お・も・て・な・し」でした。(私はあのスピーチの映像を無音にして五文字の言葉をいれて遊んでました。「か・が・み・も・ち」とか。)

おもてなしというのは、お客様に心のこもったサービスを提供することだと思っています。その根底にあるものは、「お客様に喜んでいただきたい、満足していただきたい」という気持ちだと思います。

そのためには何が必要なのでしょうか。

「想像力」、それと「誠実であること」かな、と思っています。

お客様が喜ぶ、といっても、お客様はどうやったら喜ぶのかというのは私たちは前もって「知る」ことはできません。それは「想像する」ことしかできません。(もちろん想像を助ける情報収集が可能ならそれも必要です。)

これをやってみたらお客さんは喜んでくれるかな、これはやってはいけないことかな・・・

もしたくさんの想像ができたら、それだけお客様に楽しんでいただけることが思い浮かぶでしょう。もしあまり想像ができなければ、それだけしかできないでしょう。

そして、想像を実行に移す時に技術が重要になってくるのだと思います。


また、想像をするのは、相手に対する誠実さのあらわれだといいな、と思っています。

何事もそうですが、イベントやコンサートには、「雰囲気」があります。
そして、雰囲気を作るのは人間です。スタッフだろうと、裏方だろうと、お客さんは人をよく見ています。

今回のトロンボーンアンサンブルフォーラムで、私たちは「人と人を繋ぐ」ために働いていました。その中で不手際、至らぬ部分がたくさんあったとはございますが、終わり際に
「人の温かさに触れることができました。」と言って下さった方もいました。フォーラム全体も、とても良い雰囲気の充実したイベントとなりました。

参加者の方に対して誠実でいたい、と思っていなかったら、こうはならなかったでしょう。



さて、フォーラムも終わり、私に関して言えば「次はミュージカル!」です。フォーラムでは事務仕事、裏方仕事だったメンバーの多くが、今度は表現者として皆さんをお迎えします。

限られた時間、お世辞にも高いとは言えない技術の中ですが、自分たちの想像力をフル活用して、誠心誠意おもてなしをいたします。

まずは練習頑張ります。

いつになくまじめに書いたので、更新が遅れてしまいました。今日の楽しみにして下さっていた方、申し訳ございません。

「めんたいこ」ラベルは照れ隠し:伊藤









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